Workshop
熊野牛の「骨抜き」体験ワークショップ

世界遺産の地「熊野」で命を見つめる
熊野は古来より「蘇りの地」と呼ばれてきました。 厳しい自然の中で生命が循環し、人々が祈りを捧げてきたこの場所だからこそ、食に対する考え方をあらためて問い直す意義があります。
このワークショップは、ただの観光アクティビティとは少し違います。お子様にとっては、学校の教科書では学べない、一生忘れることのない「生命の授業」となります。大人の方へは日々の食卓の豊かさに感謝を取り戻すきっかけを与えてくれます。
都会の喧騒を離れ、新宮の豊かな自然と、職人の技に触れるひとときを体験いただきます。

生きている牛と向き合う
ワークショップの始まりは、牛たちが暮らす牛舎の訪問から。こちらを見つめる大きな瞳、温かい体温、ゆったりとした呼吸。目の前にいるのは「商品」ではなく、懸命に生きている一頭の生命です。飼育員がどのような想いで牛たちと接しているのか、その声を直接聞くことで、感謝と畏敬の念が自然と芽生えます。

精肉の「骨抜き」加工体験
牛舎から、精肉加工の現場へ。ここでは、実際に「骨抜き」と呼ばれる加工工程を体験していただきます。骨のついた枝肉から、職人の手ほどきを受けながら自分の手で肉を切り出していきます。スーパーで並ぶ肉からは想像もできない骨の重みや、肉の感触を感じていただきます。
安全に配慮した上で、お客様の体力に見合った無理のない範囲で、食べやすい大きさにカットしていきます。

自分で捌いた肉を焼肉で試食
体験の締めくくりは、自ら切り分けた新鮮なお肉を焼肉として、テラスで味わっていただきます。目の前で焼き上がる香ばしい匂い。口に運んだ瞬間、今まで感じたことのない深い味わいが広がります。牛舎での光景と、骨抜き体験の心地良い疲れが残る中「いただきます」という言葉がいつもとは違う響きをもって胸に響きます。
大人にとっても、お子様にとっても、新宮の地とともに一生の大切な思い出となることを願っています。
